GW小旅行

今年のGWは最後の最後に雨が降ったが、天気のよい日が続いた。4日の晴れっぷりはそりゃあもう夏が来たんじゃね?と思うような快晴ぶり。もうどこか行くしかねえよということで、釣り好きのオヤジと相模湾へキス釣りに出かけた。
小田急片瀬江ノ島駅で下車。歩いて5分程のところにある乗合船の受付所にて申し込みを済ませる。どうやら既に午前の船は満員になっており、午後からでないと空きが無いそうだ。仕方が無いので時間を潰しに江ノ島へと渡ることにした。

江ノ島神社への参拝道を通り、対岸へと渡る。太平洋側は岩場になっている。長年の波で削られたのかわからないが、綺麗に平らになっているので具合の良い観光スポットだ。

写真では見えないが、足場の下は海藻類が鬱蒼と生えている。そこに集まるカサゴメバルを狙った釣り客も多い。



釣りを始めたら夕方まで戻らないので、先に昼食をとることにする。春先から夏にかけて江ノ島では旨いしらす料理を楽しむことができる。写真は釜揚げしらす丼。この日は時間が早すぎたので、名物の生しらすを食べることができなかった。
ちなみにしらすについては、Wikipediaの「ちりめんじゃこ」の記事にて非常に詳しい説明が書かれている。面白い読み物なので是非読んでみて欲しい。

有名なしらす専門店を見に行く。開店二時間前の段階で既に十八人待ち。以前来た時も大行列だったので、休日は非常に難しそう。
江ノ島一帯の食事処は11時開店が多いらしい。その日に水揚げされた魚が店まで行き渡るのがその時間なのだろう。


満腹になったところで本土へと戻る。江ノ島とを繋ぐ橋の上から海を眺める。風も少なく穏やかな日だ。水が綺麗に澄み、底まで見通せる。細い仕掛けじゃないとやべーかなーとかなんとか話しながら、今から江ノ島へ渡る人々とすれ違っていく。今日は本当に観光日和だ。

今回乗る船。満席の状態で帰港してきたが、午後からは空いているみたい。

船から見る江ノ島。釣り始めは波も穏やかで入れ食い状態だったが、次第に風が強くなりだした。

釣果。キスとコチ合わせて十六匹。刺身にできるほどのビックリサイズではないものの、そこそこの型。20センチ程になると、まるで鯛のような食感のある刺身が食える。旨い魚なのだ。
魚は全て天麩羅にしてその日のうちにいただいた。