ちょっと困った

サンプル用のシナリオをチビチビ書いているのだが、なかなか収束が付きそうにない。
仕様として、ある一つのテーマを決めて、そこから派生したほんとうに短いヒマなときにちょっと見れるblog的な短編をイメエジして考えていたのだが、うん、けっこーダラダラ延びちゃって微妙に面倒な具合になってしまった。
しかも次の続編のアイディアやらの方が浮かんでしまい、なんだかそっちを考えるのが面白いなあとうつらうつらしているうちに時が過ぎている。
日常会話だってゆっくりよく考えないと言葉を発せないおいらなので、文章ともなるとエライ迷ってしまうので余計に時間がかかる。
ライターの人は本当にスゴイ。優遇されない世界だけど。




これだけでは何なんで、シナリオ書きの心得として昔ほんの一瞬ライター業をやっていた時に知ったことをメモしておこう。人を楽しませる書き方や、日本語の正しい使い方、等については文系に特化している人がどこかにいるだろーから、彼らにまかせて、ここは理屈のお話。
文を読む上で、ある物事に対する表現の方法があれこれ毎度バラバラだと非常に読み難いと感じると思う。ある文学の世界では、ケニングという言葉遊びを用いて、名詞や人名をわざと違う名称にして書く習慣があったが、そういうものとはちょいと異なる。
例えば、会話を「」(カッコ)でくくるとか強調したい語句をどの記号を使う、といったPC上ならではの“どのバイト文字”を使用するかに関する問題だ。
掲示板を見れば、半角/全角を意識せずに書き込まれたレスをみて、んまあ読めなくはないけどちょっと変だよねと思うことは多々あると思う。こういった余計な違和感を読み手に与えないという配慮も必要ではないかなー、という話なのだ。
自分が習ったルール(エン○ーブレインルール?)では
・意図ある場合を除いて、語尾をです、ます、だ のどれかに決めて統一する。
・名称を示す場合は『』(二重カッコ)でくくる
・数字は一桁の場合は全角、複数桁は半角
・英字は半角
・句点は[、]か[,(カンマ)]のどちらにするか

・何文字で折り返され、全部で何文字入るか意識する(京極ルール)

以上のような決まりごとを自分の中で制定しておくのである。
当然、実際に表示した際に、どれが最も綺麗に見えるかなども考慮する。
物書きの人には常識だろうけど、これから何かを書こうという人の参考になれればありがたい。